構想1年越え(止まっていたともいう)の自信作です。
せめて完全無欠normalでくらい純狐さんを倒そうとしていたのもありますが。
きっかけとかジャンルとか
原曲はゲーム内BGMの他、CD「燕石博物誌 ~ Dr.Latency's Freak Report.」にも収録されています。泣きながら弾除けしてたくさん聴き、CD版を再度聴いたところからアレンジするにいたりました。ゲームプレイ中は道中でも事故りまくったために「故郷の星が映る海」も脳内再生が止まらず、合わせてのアレンジとなりました。
ジャンルはEpic Orchestralとしています
同ジャンルは映画予告編とか本編とかで最近よく聴く、電子音系とオーケストラ系が融合したような感じの音楽です。とは言っても、この曲はそこまでズンドコドゥーンズバババーン!な感じではなく、イメージ的にはファンタスティック・ビーストのテーマ曲くらいのデジタルとオケのバランス感かなと勝手に思っています。
楽器構成
メインはオケで、スピード感やリズムをを出すためにメタリックなセットドラムを追加、デジタル音をほんの少々といったところです。メインとなるオケはストリングス、ブラス、ウッドウィンズ、パーカッション、その他いくつか。気持ち、パーカッション類が多いかもしれません。
原曲ではハイハットがとても印象的で、高揚感を煽るのに一役どころか三役くらい買っていて、この曲の主軸となる楽器(だと勝手に思っている)なので、それを使いたかったという理由もあり、セットドラムを入れています。
ハイハットに合わせるようにタンバリンでも刻み、セットドラムのフィルインやビートを刻んでいる時のチャカチャカ感が薄くならないようにしています。
Drone、Rise、Boomsといった定番のデジタル音は曲にキレをもたらすのに役立っています。
同じく高揚感を煽っていく感じで、最初とラストのサビに向かっていく部分で使用。
オケだけだとキレの良い音は(個人的に)結構難しく、スパッと冴え渡る音を差し込みたい時にもデジタル音は役立ちます。これがあるだけでオケ主体でもかなりシャープな印象を作ることができるようです。
ミックス、マスタリング
ミックス、マスタリングが拙くまだまだ思った感じに仕上がりませんが、結構色々頑張ったつもりです。ラウドネスだけは完全にミスしているので、リマスター版はSoundCloudに再アップ予定。
その際は今の楽曲の音源差し替えが良いのか別曲としてのアップが良いのかを思案中。
ちなみに
現在、SoundCloudに上がっている楽曲は全てラウドネスノーマライズの考え方を間違えたままマスターアップしてるため、どの曲もびっくりするほど音量がありません。ごめんなさい。
いっそ全楽曲リマスターして差し換えようかとも考えています。
EPIC知るならメリバグが良いぞ
Epic、Cinematic 、Orchestral系の楽曲を作成する際に非常に有益だったのがメリバグことMerry Bad Endingです。コンポーザーのilodolly氏はこちら系ジャンルに明るく、研究もかなりしており、しかもその知識をブログで大公開しています。
ありがとう!そして、ありがとう!(古い)
個人的にはOzone、Neutron、Gullfossのレビューがお気に入りです。
こちら系ジャンル研究中の方、上記プラグイン導入検討中の方は訪れてみると良いと思います。
後、Logic Pro Xユーザーも。